2019年1月12日土曜日

19 年 01 月資産状況

18 年 12 月 23 日に資産状況をまとめています. いつもより一週間早くまとめていますが, 12月28日-1月05日まで海外で過ごす事としたためです. 予想通りネット環境 (というか Google サービスへのアクセス) は用意できませんでした. どこの国に行ったのかこれだけで皆さま予想できると思います.


旅行プランですが, 日本からは私と妻, 子供の 3 人が飛び, 海外在中の妻の姉と現地で合流し 一緒に年越しを祝う事にしていました. 京都も株式市場もガクブル凍えるような寒さですが, 某国が持つ東洋のハワイでのんびりとした時間を過ごして来ました.


さて, そんな南国の温かい風を懐かしみながら今月の資産状況を振り返ります.



Sponsored link


12月後半の株式市場の下落を受けて, 多くの投資家と同じく私も含み益を大幅に縮小させました. もう縮小というか, 益が無くなりました.


2018 年は後半へ向かうに連れて市場に落ち着きがなくなる状況となりました. 特に 12 月に入り市場のボラティリティはより一層増し, 終値が前日比マイナスで終わる日が多かったですね. この様な直近の状況から株式市場は弱気相場入りしたとの見方が多勢のようです.


金融危機から 10 年続いた好相場もこれで終わりを迎え, さらなる下落からの暴落に向かうのか, または 2019 年に今の状況と打って変わって反発を見せるのかは分かりません.


市場をコントロールできない私たちに唯一出来る事は, 過度なリスクを取らずに淡々と投資を続け, 資産を積み上げていく事だけです. これから訪れつつある冬の時代を耐えられれば, いずれまた春がやってきます.


最近の下落で益の消失やまたは損失が拡大した方もおられるでしょう. 今回のレポートがそんな方々の勇気や安らぎに繋がれば幸いです.


投資方針
・追加投資, 再投資と増配による配当成長を目指しています.
・グロース株に分類される銘柄についても一定程度は投資を行い, 値上がり益についてもある程度は取り込むようにしています.
・石玉混合の個別株 50 銘柄弱から成る広く分散されたポートフォリオを組んでいます.


投資方針別構成比


バリュー 41%(前月比±0%), グロース株 17%(±0%), 高配当株 36%(±0%), ETF (全てVDC) が 6%(±0%) となっており先月と比べて割合が変わっていません. 全体的に押しなべて下がったのが 18 年 12 月の状況でした.


(便宜的にグロースとバリューで分けていますが, 投資はその企業が持つ価値へ注目し, その価格 (株価) と比較して割安又は妥当であるとの判断から行うものです. ですから, 私はこれら 2 つの投資法の本質は同じであり特に分ける必要があるものではないと思っています. )


資産推移と売買について (集計は毎月 27 日 (又はその前後の休日) に行なっています.).


集計はドル建てで行っています. (期間: 2017.01-2018.12末).
先月に入り 159.0 ポイントへ回復していたリスク資産は今月に入り 11 ポイント程の下落を示し 148.0 ポイントを示しています. 元本との差は +5.5 ポイントしかなく, さらなる下落が生じた場合には, 一時的に元本を割り込む可能性が極めて高くなりました.

Sponsored link



売買状況について
12月27 日に BTI を31.20ドルでリスク資産の 1.37% 分だけ買いました. 今回の集計後のため, 資産に反映されるのは来月からです. これ以外はつみたてNISA の追加投資 36,000 円前後です (つみたてNISA 分は集計に含まれていません).


損だしの為に General Mills (GIS) を売却し, 再購入しています. この損出しの影響で0.7ポイントほど元本が減っています. 手数料を差し引いても返ってくる税金の方が多いので今回損失を吐き出しました.


※このグラフは含み益の推移を表しています. 受取配当部分は再投資で元本に組み入れてしまっているので, 資産運用による正味の利益を正確に反映したものではありません. この点を踏まえて, 以下では年間収支の項目を設けました.


毎年 1 月に前年の年間収支を集計し以下の様式で報告することとします


年間収支
2016 年 12 月の投資元本を 100 point (% ではありません) とした場合の積立割合及び年間損益をそれぞれ表とグラフでまとめました.




各年における積立投資 (単位: point)


積立投資
配当再投資
年間合計
累積
2016 年 12 月
96.68
(16年までの累積)
3.32
100
100
2017 年 12 月
20.47
4.63
25.1
125.1
2018 年 12 月
12.02
5.38
17.4
142.5
年間合計=積立投資+配当再投資,




2 年間で積立投資 32.49 point, 配当再投資で 10.01 point を拠出し, 合計 42.5 point の追加投資を行いました. 積立投資の資金内訳ですが 2016 年までに日本株を売却して生じた現金預金が主な原資です. これに毎月の給与を足して投資しています.. 割合は給与 1 に対して現預金 2-3 程度でしょうか.


常に 15-20% 以上の予備資金が確保できるように投資しています. 今の現金比率は 16.27% です.




各年における年間損益 (単位: point)

値上益
累積
配当
累積
年間合計
累積
2016 年 12 月
+15.80
+15.80
+3.32
+3.32
+19.12
+19.12
2017 年 12 月
+26.67
+42.47
+4.63
+7.95
+31.30
+50.42
2018 年 12 月
-36.90
+5.60
+ 5.38
+13.33
-31.52
+18.93
年間合計=値上がり益+配当




2017 年の上昇相場にのって拡大した値上がり益でしたが, 2018 年に大きくマイナスに転じたため値上がり益による累積リターンは 3 年間でわずか +5.6 point となりました.


一方で配当は再投資と増配により安定した成長を見せました.  3 年間の累積で +13.33 point となります.


値上がり益と配当を合計すると 3 年間で +18.93 point となっています. キャピタルゲインの変動は激しく, プラスにもマイナスにも大きく動きますが, 配当だけは常にプラスの結果を示します. 運用成績の安定に配当が大きく寄与することが, 今回の例からもよくわかりますね.


セクター別構成比


電気通信 21% (先月比±0%), 公益 13% (+1%), エネルギー 13% (±0%), 生活必需品・一般消費財 28% (-1%), 情報技術 15% (±0%), 金融+ BRK 11% (+1%) となっています.


中国の銀行セクター, BRK が 11月末と比べて値を上げたため金融の割合が多少上がりました. 生活必需品, 消費財部分は, 生活必需品のたばこ株 (MO, PM) が低迷しているためその割合を下げました.


金融セクターの比率が若干少ないので, この部分を補うために BRK の買い増しをおこないたいと思っています.  1 月に入り AAPL の弱気決算や米国景気の先行き不安から BRK も大きく下げる場面がありました. そろそろ買い増しを検討しても良いころかもしれません.


セクター別構成比推移, 各月の全体を 100 とした場合.


本グラフは 2017年01月の資産 (値上益込) を 100 として各月末の資産残高がどのように推移してきたかを表しています(期間: 2017.01-2018.12末). 円グラフの時系列変化のグラフです.


金融
HSBC, 中国工商銀行, 中国建設銀行, 中国銀行, PYPL が主力銘柄です.


新興国銘柄またはその地域を事業の柱とする企業を多く含むため私の保有銘柄群では最もリスクの高い投資先が固まっている部分です. それでも金融は国の発展の基盤となり, 国の成長に比例してこれら企業も発展を続けます. 新興国では金融が成長産業になるんですね. よって, リスクが高くとも資産の一部をこれらの会社へ投資することに妥当性があるといえます.


情報技術
テンセント, GOOGL, JD, BABA, IBM, BIDU を主力銘柄としています.


GOOGL, BABA, テンセントなど, 結果として今を代表する銘柄群へ投資しているセクターとなっています. 価格変動の多い銘柄群ですが, 各銘柄とも元本ベースでは一年に受け取る配当金以下の投資額のため, 仮に買値の半分へ下落したとしてもその影響は軽微です.


(JD, BABA については本来は一般消費財サービスまたは耐久消費財サービスに分類されますが独断と偏見で情報技術に分類しています. ご容赦ください.)


生活必需品/一般消費財 (一部耐久消費財)
MCD, GIS, PM, MO, VFC, KO, TPR, SBUX, DIS, VDC (ETF) を主力銘柄としています. 構成比としては低いですが中国の食品会社, 達利食品や中国旺旺などにも投資しています. これらの会社は人々の消費と密接にかかわっています. 好不況の影響を受けつつも, 人々が食事をし, 服を買い, 歯を磨いて寝る事に変わりありません. そう思えばこれら企業の株価の変動など取るに足らないものだと思えて来るでしょう.


最近 伊利を買いたいなと思っていますが上海市場が崩れた中でも中々株価が下がりませんね.


エネルギー
XOM, RDS, BP, CVX, ペトロチャイナ, シノペック, 国際石油開発帝石を主力銘柄としています. 脱石油の流れが高まってきてはいるものの, 現実的な解としてそれを示した国はまだ一つもありません. 相変わらず世界中でガソリン車が走り, 物流を支えるコンテナ船も, 世界を結ぶ航空機も全て石油燃料で動いています. 燃費は向上しても石油からの脱却はまだまだ先でしょう.


また, 近年注目されている LNG についても, 結局これを安定して供給できるのもこれらエネルギー会社であることに他なりません.


私は世界的な流れに反し, エネルギー株への投資を継続します.


しかし原油価格に左右されるエネルギー株の価格変動率は非常に高いですね. これら銘柄を主力に据える投資家はそれなりの覚悟が必要です.


公益
NGG, 華能国際電力, 香港鉄路, 北京首都国際空港および各種港湾 (主にはCOSCO shipping ports) や高速道路運営会社を主力銘柄としています. NGG 以外, 中身は中国株の塊です..これらの銘柄, 特に最も投資割合の大きい香港鉄路, COSCO shipping ports, 北京首都国際空港は各企業が置かれた地理的な優位性から比較的安定した収益を上げており, この状況を反映して増配にも積極的です. 今後が楽しみな銘柄群です.


電気通信
VOD, NTT 親子, 中国 3 大キャリアが主力銘柄です.
VOD と中国移動の株価が万年軟調でパフォーマンスを下げる主因になっています.
VOD については電気通信を主な事業としつつ, 子会社の vodacom がアフリカで主に提供している M pesa が面白いサービスだと思い投資を行ないました. (Vodafone グループ内での売り上げは大したこと無いですけど...) この送金サービスは社会インフラとして定着しましたが, 本業の通信事業の競争が予想以上に激しく業績が安定しません.


特に今後の主力マーケットとして見込んでいたインドでは熾烈を極めています. 昨年中旬にはインド事業について減損を計上しています.


毎年ポンドベースでは増配を続けていますが, 今後の業績に対する不透明感は強いです. 株価の推移がこの不透明感, 失望感をよく表していますね.
中国移動はその他の 2 企業 (中国連通, 中国電信) にシェアを奪われ気味であるものの圧倒的なユーザー数とシェアを誇ります. 先の競争から利益率は低下傾向であるものの業績は非常に安定しています.


一方で株価は常に PER 9-11 倍前後と割安と呼べる水準で常に放置されています. シェアと利益率の低下傾向は株価にはっきりとマイナスの影響を与えていますね. 少し悲観的とも呼べるくらいです.


セクター, 銘柄に関するコメントは以上です.


セクター別構成比推移 2017, 01 の全体を 100 とした際の推移


本グラフは 2017年01月の資産 (値上益込) を 100 として各月末の資産残高がどのように推移してきたかを表しています(期間: 2017.01-2018.12末).


先で述べた通り, 全体的に押しなべて下げる月となりました. 中でもたばこ株を多く含む生活必需品/一般消費財の下落が大きくなっています. 相対的に最も値を下げるセクターとなりました. 業績はディフェンシブでも株価はディフェンシブとは限らないのは株式市場では周知のことです.
この下落に揺るがず再投資することが肝要ですね. (個別株はリスクが高いので VDC 等の ETFを用いた再投資がより良いです. と言いつつも私は BTI を買っているんですけどね...)


国別構成比


中国株と米国株の比率が同程度となるように, 買い増しによるリバランスを継続しています.
現在中国 42%(前月比 +1%), 米国 33% (-1%), 英国 11% (+1%), 日本 11% (±0%), その他 (ロシア, ブラジル, オーストラリア) は合わせて 5% 前後となっています.


覇権国であるアメリカとそのキャッチアップを狙う中国, これら両国の株式で資産の 75% 程を占める事になります.


昨年 2017 年初めには中国株比率が約 50% でしたが, 10月初旬には 38% まで低下していました. 10 月中旬にテンセントへ投資したため, その比率が再び 40% 近くへと上がっています.


米中比率を同じかまたは米国株が主力となるよう買い増しによるリバランスを行っています.


軟調な中国株に, 浮き沈みはあれど相対的に好調とも言える米国株が昨年中旬までの流でした. しかしながら, 昨年後半からはこの流れに陰りが見え米国株も崩れる結果となりました.


そんなわけで, また中国株比率が上がってきています


国別構成比推移 各月の全体を 100 とした場合


構成比の変遷がよくわかります. 12月は中国株の市況が相対的にマシだったため, 構成比が上がっています. その一方で米国株は弱含んでいるため比率を下げましたね.


国別構成比推移


本グラフは 2017年01月の資産 (値上益込) を 100 として各月末の資産残高がどのように推移してきたかを表しています(期間: 2017.01-2018.12末).


買い増しにより米国株比率を上げてきた傾向が良く分かりますね. 増減はありますが, おそよ右肩上がりでリスク資産が増えているのが昨年 11 月までの流れでした.


12 月に入り状況が変わりましたね. 大きく谷を作っています. 今年 2019 年でこの谷が更に深く, そして広くなるかは分かりませんが, 狼狽することなく淡々と続けていくしかないですね.


米中間の貿易戦争に米国市場の価格変動性の増加から市場の不安定さが増しています. 両国が本格的に貿易戦争を始めた場合, 私の資産は一時的に大きな影響を受けることでしょう.


ですが, 各企業の業績に裏付けられて, いづれは株価が回復します. その間に支払われる配当は買い増しへの大きな支えとなり, 次の景気拡大期において私の資産を増加させる盤石な基礎を築きます.


何があっても変わらずに投資を継続することが大切ですね.


YOC と配当利回り推移


※全保有株の総額で求めた YOC と利回りです. よって, 無配銘柄も含まれた値となっています. YOC が 4.01% (先月比 +0.03%), 配当利回りが 3.86% (+0.28%) となっています.


株価の急落で配当利回りが急上昇しています. 含み益は消えましたが配当利回り面から見れば魅力的な銘柄が増えてきたことを意味します.


業績連動で配当金が変動する中国株も含まれていて今後の推移が読み辛いですが, 足元の経済は好調で, 毎年増配している会社が多いです. 今後も安定的に増配を行っている企業の比率を増やすことで, 増配を通じて YOC 5% を目指していきます.


受取配当金増減率


買い増しと保有株の増配により受取配当額は 2017年 1 月比 31.91% の増加となっています. キャピタルゲインはなかなか伸びないどころか大きくマイナスに転じましたが, 毎年受け取る配当金は着実に増えています..


セクター別利回り (時価ベース)


株価の下落により利回りが若干上昇しています. 各セクター共にかねがね 3-5% の範囲に収まるよう構成銘柄を調整しています.


エネルギーは最近の原油価格急落に引きずられて株価が低迷している関係で利回りが6% に届きそうな勢いです. 情報技術セクターだけはグロース株を多く含むため 1% 前後の利回りとなっています.


配当金セクター構成比

電気通信が大きいですが, 良く分散されていることが分かると思います. 特定の国, 特定のセクターに偏ることなくバランスを心掛けて今後も配当成長させていきたいものです.


配当国別比率

中国, アメリカ, イギリスで 85.6% を占めますが十分に地域分散されていることが分かると思います..


まとめ
毎回, そして何度も述べますが, 愚直に配当再投資と積立投資を続けていけば, いずれは報われるだろうと思っています. そのためには『まともな会社』への投資が不可欠です. 現在保有する個別株について, その選択が正しかったのか結果が表れるのは数十年後ですね.


しかし, これではその選択がミスを取り返すチャンスは息子に譲ることとなってしまいます. これでは遅いので, リスクヘッジとしてつみたて NISA 制度を利用した全世界株指数 (日本除く) への投資を行っています.


(とはいっても満額の 40 万円は保有株から吐き出される配当金額以下であり, 20 年間に渡り満額を積み立てても, その総額は現在のリスク資産額以下なので, 完全にリスクヘッジできるわけではないのですけどね.).


投資先選定方針
1.セクター比のバランスを加味しつつ銘柄を選択する.
2. 銘柄の選定は配当成長に主眼を置く.
3. その一方で, 値上がり益を狙える銘柄であれば無配でも投資対象として許容する.


え? 3 項目のせいで何でもアリになってる??・・・あれれ?(´・ω・)?


多数の銘柄管理はなかなか時間を取られますから, 投資に掛ける時間等を鑑みれば圧倒的に ETF や投資信託を通じて投資を行う方が優位性が高いです. 投資を趣味としていなければ ETF and/or 投資信託+積立投資+再投資を基本として資産形成を行った方が間違いがありません.


個別株への投資を基本として資産運用したらどうなるのかその成り行きを記録として残せたら良いと思っています.


さて, これから先の資産推移を見て, 子供から『凄いね』と言われるか『はやく ETF でパッシブ投資しておけばよかったのに』と言われるのか, どちらになるでしょうか. どちらにしてもこれから先が楽しみです.


ジュニアNISA も活用しています.
お年玉や出産祝い, こども手当が原資となります. 子供の資産を代理運用するわけですから, 趣味に走らず堅実に, 全世界株指数に連動するもので運用しています.


よって野村つみたて外国株一本です.


本商品は日本除く全世界の株式 (先進国+新興国) に投資するものです.
信託報酬も安いですし, 趣味を排して子供の為の資産を積み立てるなら非常に優秀な商品です.


合わせてつみたて NISA を始めたのでより強固な保険になると思います☆こちらの状況についても一応毎月報告しています,


Let's enjoy investment!

Sponsored link


関連記事です.


ETF, ベンチマークについての解説を行っています.


投資先の選択が悩ましいなら AI に投資をお願いするのも良い手段です.


他にもこんな記事を書いています.
投資だけでなく, 人生においても参考となる助言が多いのもバフェット氏の特徴です.


他にもいろんな記事を書いています. 詳細はタブ内を参照ください.

0 件のコメント:

コメントを投稿