Google Sheets による資産管理 一般口座取引明細書 (または特定口座取引明細書) の作り方.

前回 Google Sheets による資産管理を取り上げました. 一般口座で売買を行った場合には売買記録を各銘柄ごとにまとめたものを確定申告で提出する必要があります. それが取引明細書です. Google Sheets でこれらを作成することで, 資産管理も同時に行うことが可能となります.
以下に明細書を示します.


私は一般口座, 特定口座に関わらず Google Sheets で売買日, 売買数量, 単価, 為替 を下図のとおり記録しています. これらはそのまま確定申告時に売買記録の付属資料として提出しています. 提出するときには 『2016 年度一般口座・・・』 の部分を任意の年号に変更が必要です.

平均取得価格, 平均為替については一般的な計算式をセルに組んでおけば勝手に計算してくれるので楽です. 計算式は簡単な式で作れます. 平均単価を計算するだけですから, エクセルの複雑な関数を知らなくても十分作ることができますよ. テンプレートとなるシートを一枚用意してしまえばあとはコピーして使えます.




この平均取得価格等の内容を前回の記事で示した資産管理項目にリンクで関連付けています. こうすることで売買記録の詳細を入力するだけで各管理項目が更新されるようになっています. 売却時には今は空欄となっている12行目のセルに詳細を書き込んでいきます.

気が付けば持ち株が 50 銘柄となりましたが, それでも容易に管理が可能な状況を維持しています. さすがにあとでまとめて作業するのは大変ですから, コツコツと作ってみてはいかがでしょうか.

Let's enjoy investment!

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踏み出すことで開ける未来があります.



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