2017年3月5日日曜日

逆ピークオイル論について思うこと-原油価格は下がらない-

逆ピークオイル論について思うこと-原油価格は下がらない-

短期的には協調減産とシェールオイルの生産動向から思惑により下落することもあるでしょうが, 中期的, 長期的には上昇傾向にあることはゆるぎないと考えています.


 少なくとも私たちの生きてる間には以下の状況が続くんじゃないでしょうか。



世界の人口, GDP, 中間層は増え続ける。

中間層の増加は購買力の増加を意味します. 自動車が増え, 物流が増え, それに対応して消費する輸送燃料が増える. 石油の主な使い道は輸送用燃料です (56%). 元ウルグアイ大統領のホセ・ムヒカ氏は懸念されていました. そのままの引用ではありませんが以下の様な内容でした.『途上国の国民が先進国の国民と同水準でエネルギーを消費したらどうなるでしょう. 同じだけの車を持てばどうなるでしょう. そこに持続可能性はあるのでしょうか』 本演説は世界的に注目されましたが, なぜ注目されたのか, それは皆が潜在的に途上国の先進国化について, 着実に進んでいくと感じているからに他ならないでしょう. 人は物質的にもより豊かな生活を送りたいと, 程度の差こそありますが望む生き物です. 一度高めた生活水準はそれが標準となり落とせません. それを思えば生活必需品である原油消費量は, 中間層人口の増加に比例して上がり続けるでしょう.
かなりざっくりですけど, これが私の基本意見です.

インフレ率
上昇する原因はもう一つあります. 通貨価値の目減りです. 原油の決済通貨はドルです. アメリカの過去20年間のインフレ率は年平均で2.14%でした. この20年でドルの購買力は70%程度下落したことを意味します. 年々ドルの価値は目減りします. これも必然です. ドルの価値が下がるなら, 原油を含むすべての価格は右肩上がりを続けます. 一時的に投機的な暴騰暴落はあったとしてもこれらの理由から原油価格は右肩上がりを続けると考えます.
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