2017年 6 月, 現在の投資セクター比と配当利回り, 投資国状況

毎月の恒例としている資産状況です.
今月は保有している中国, 英国, 日本株が比較的堅調な月となりました. 今月は KO を若干買い増ししていましたが, それでも米国株比率は下がっています. 私のポートフォリオの中では相対的に米国株が停滞した月でした.

セクター別投資状況
過去の状況はこちらのリンクを参照ください.
比率に大きな変化はありませんが, 電気通信が比率を上げています. VOD が値上がりした関係です. 営業キャッシュフローは潤沢ですが配当の継続性に若干の不安は残ります. それでも今のところ良い思い出が多い銘柄です. 今後も継続保有していきます. ところで情報技術は半分が IBM もう半分は夢からできていると以前いいましたが, 既に夢の方が好調で IBM の不調を支えています. IBM の業績回復はなかなか訪れませんね. 伸びてほしいワトソン関連の業績が思ったほど伸びていません. 当面は配当で貢献してくれれば満足とします.

先月は先の通り生活必需品 / 一般消費財銘柄として KO を買い増しました. しかし構成比はあまり変わりませんでしたね. 今後もこのセクターを中心に定期的に買い増ししていきます. PG や GIS が業績不振で株価が出遅れていますが, 特に GIS に魅力を感じます. 買い増ししたい銘柄ですが悩むところです. また, バリュエーションを無視するなら PM はいいですね! iQOS はタバコを再び成長産業へと変えました. ちょっと高いですけどもう少し保有比率を上げたいところです.

そういえば今月もヘルスケアを買いそびれましたね. JNJ については先月も言及しましたがどうにも購入に踏み切れていません. 他の銘柄と比較しつつもう少し様子を見ることにします.

セクター別利回り
増配した会社もあれば減配した会社もあり平均して年間 3.42% を予想しています. 公益セクターの減配予想が大きかったですね. 後述の通りポートフォリオの約 50% が中国株です. 中国株の配当は良くも悪くも業績の影響を多分に受けます. 国全体が安定して成長していけば良いのですが既に生産年齢人口は減少を迎えており, 今後の行方に暗い影を落としています. この現状を打開するために一人っ子政策を転換したのは記憶に新しいところです. 落ち行く太陽はそのまま沈むのか, それとも再び上るのか, 中国が今後どのように対応していくのかその動向に注目しています. この様な背景もありますがそれでも魅力的な会社はありますから投資を続けています.

投資先国比率
相対的に米国以外が好調な月でした. 中国, 英国, 日本が比率を上げています. 日本株は NTT, 英国株は VOD が好調でした. 気が付けば両方とも電気通信ですね. 中国は全体的に好調でしたが特に JD.com, BABA が値を上げました. ここで情報技術セクターを支える『夢』の一端が見えましたね. 今後も引き続き新規投資と再投資によって生活必需品銘柄の買い増しを行っていきます. リバランスは売却では無く購入により行います.

記録として残すこと以外に特に期待したことはありませんでしたが, こうして月に一回状況を振り返り文字として残すことで投資方針の再確認と直近の投資行動にある程度の指針ができるのは意外な効果でした. 今後も定期的にアップしていきます.
ところであなたはどんな一カ月になりましたか?

Let's enjoy investment!

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