2017年 8月, 現在の投資国, セクター比と配当利回り状況

毎月の恒例としている資産状況です.
7 月も 31 日が残されていますが, 休日で値動きの少ない日にまとめる方が楽なのもあり, 少し早めですが集計しました.
セクター別では情報技術と公益が堅調な月である一方, 値動きが緩慢な電気通信がその比率を相対的に下げました.

Sponsored link

国別で見ますと, 今月は日本と米国を除く全ての保有国が堅調な月でした. 買増しした銘柄は無いものの, 先月に引き続き無償増資として受け取った銘柄分投資元本が微増となっています.
それでは各項目について詳述していきます.


セクター別投資状況

過去の状況はこちらのリンクを参照ください.
公益, 情報技術, 金融は保有資産でも上昇率が高く, 相対的にその比率を上げました. 特に BABA, JD.com の中国 EC 関連銘柄が引き続き堅調であり IBM の低迷を補っています. 私の場合欧州の公益株は NGG の一社しかなく, 残りは全て香港, 中国株となっています. これら公益株も引き続き堅調な値動きと配当を期待したいところですね.

一方で, ここ最近は利回りが良好で魅力的なエネルギー株ですが, 原油価格の低迷を受け低調な値動きを続けたためその比率が相対的に下がっています. 特に XOM は冴えない決算で少し値を下げたようですね. しかし, ここ最近は原油価格の動向も落ち着きを見せ WTI も 50 ドルに届こうかというところまで回復していますから, エネルギー株についても今後は堅調な動きを見せるかもしれません. エネルギーセクターの保有比率は, 私の場合上記の通り十分な割合を占めていますので更に買い増しするかは悩ましいところです.

最も大きな投資比率を占める電気通信ですが, その値動きは基本的に緩慢であり殆ど変わりません. 他のセクターが値上がりした関係で相対的にその比率が下がりました. 本セクターには引き続き安定した配当金を期待します.


国別投資状況

中国が比較的堅調であり, 保有割合が 49.4% に伸びています. 2 月初め頃の比率に逆戻りしてしまいました. この中国への投資割合を 30-35% 程度に抑え, 中国株へ過度に依存する現在の状況を徐々に是正したいと考えています. しかしそもそもの投資割合が大きいですから追加投資だけでこれを行おうとすると数年はかかりますね. 特に中国株が堅調な状況下ではなおさらです.

追加投資につて
私のブログによく訪れてくださる方は気づいていらっしゃるかもしれませんが, 私は ETF には全く投資をしていません. しかし, ETF にも魅力的な商品は多く, 個別株の選別が難しい市場環境ではこれら商品を対象とし投資をしていくのも良いかと最近は考えています.


セクター別利回り

前回の年間配当予想は 3.43% でしたが, 電気通信と公益が増配したため 3.57% の予想配当利回りに変更しています. 中国株は配当が業績により変わり安定しないため, コロコロとその数値も変わってきます. 幸い保有銘柄が全体で 50 銘柄程度と高度に分散されていますから, いい意味でも悪い意味でも個別株の値動きや増減配の影響は低減されています. しかしそれでも, もう少しだけ予想年間配当利回りくらいは安定させていきたいですね.

長くなりそうなので, 年初からの資産割合の推移等については今週の中頃までに集計してアップ致します.

えぇ!?わざわざ分けるほどのことでもない!?しかも関心が無い??
・・・えぇ, そうですよね. それでもしばしお付き合いください(´・ω・`).
続きます.

Let's enjoy investment!

Sponsored link

関連記事です.
セクター比率と投資先国

ETF, ベンチマークについての解説を行っています.
ETF 解説

投資先の選択が悩ましいなら AI に投資をお願いするのも良い手段です.
ウェルスナビのリスク許容度 5 段階と投資先 ETF の特徴

※何気なく投稿した「たばこ関連 (MO), (BTI), (PM) が急落」の記事でしたが, 初めてブログ村米国株注目記事の 10 位以内に入ることが出来ました. 訪問下さった方にはこの場を借りて御礼申し上げます. 

他にもいろんな記事を書いています. 詳細はタブ内を参照ください.

コメント

このブログの人気の投稿

日本国内世帯の資産残高と保有資産割合, 保有資産別世帯割合の状況について, 私たちはどのように未来へと備えるのか②

持ち家より賃貸の方が有利に決まっている