2018年 1月, 現在の投資国, セクター比と配当利回り状況


12 月も年の瀬になり, 随分寒くなったと震えていたところ, 部屋の温度が 18 度もあり目を疑いました. やっぱりサンディエゴは暖かいなぁ.
それに引き換え冬の日本は寒すぎです. さて, 今月の資産状況に移りましょう.
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投資方針
・追加投資, 再投資と増配による配当成長を目指しています.
・グロース株に分類される銘柄についても一定程度は投資を行い, 値上がり益についてもある程度は取り込むようにしています.
・石玉混合の個別株 50 銘柄弱から成る広く分散されたポートフォリオを組んでいます.


資産推移と売買について (集計は毎月 27 日に行なっています.).


集計はドル建てで行っています.
中国株と日本株の含み益が減りました. 一方で米国株は比較的好調でしたから, 差し引き微減といったところです.


売買状況
本業に追われていたら 12 月が終わってしまい, 投資できませんでした.
そのうち VDC を買うと思います.


セクター別構成比


先月とほとんど変わっていません. エネルギー株が原油高を反映して値上がりしたくらいでしょうか.


セクター別構成比推移, 各月の全体を 100 とした場合.


本グラフは 2017年01月の資産 (値上益込) を 100 として各月末の資産残高がどのように推移してきたかを表しています(期間: 2017.01-2017.11末). 円グラフの時系列変化のグラフです. 公益と通信が値下がりした関係で構成比を落としています. その一方でエネルギーと生活必需品/一般消費財が比率を少し上げました. 構成銘柄のエネルギー会社各社と GIS が大きく値を戻したことに加えて VDC,  中国の食品中堅 達利食品 が値上がりした影響でした.


金融
HSBC, 中国工商銀行, 中国建設銀行, 中国銀行, AXP, PYPL が主力銘柄です. AXP, PYPL 以外は中国, アジアを主力地域とした銀行ですから中国がコケれば金融は全滅ですね. AXP, HSBC の調子が良かった 1 ヵ月でした.


情報技術
GOOGL, JD, BABA, IBM, BIDU を主力銘柄としています. IBM 以外は好調ですね. しかしこのセクターも大半が中国の会社ばかりですから, 中国がコケれば情報技術も全滅と言いていいでしょう. (JD, BABA については本来は一般消費財サービスまたは耐久消費財サービスに分類されますが独断と偏見で情報技術に分類しています. ご容赦ください.)


生活必需品/一般消費財 (一部耐久消費財)
MCD, GIS, PM, KO, TPR, SBUX, VDC (ETF) を主力銘柄としています. 本セクター比率を 25% 程度まで上げようかと思っていますので VDC を購入する可能性が高いです. (投資候補銘柄: PM, MO, VDC)


エネルギー
XOM, RDS, BP, CVX, ペトロチャイナ, シノペック, 国際石油開発帝石を主力銘柄としています. 原油価格が好調で株価が伸びています.(投資候補銘柄: XOM, RDS, と多分 KMI)


公益
NGG, 華能国際電力, 香港鉄路, 北京首都国際空港および各種港湾や高速道路運営会社を主力銘柄としています. NGG 以外, 中身は中国株の塊です. ここも中国がコケたら崩れますね...


電気通信
VOD, NTT 親子, 中国 3 大キャリアが主力銘柄です.
楽天の参入発表で NTT 親子が大きく下落を示したため, 今月の含み益が低下する大きな原因となりました. また, 中国 3 大キャリアの投資成績が芳しくありません. 中々思ったようにいかないですね.

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セクター別構成比推移 2017, 01 の全体を 100 とした際の推移


本グラフは 2017年01月の資産 (値上益込) を 100 として各月末の資産残高がどのように推移してきたかを表しています(期間: 2017.01-2017.11末). 円グラフの時系列変化のグラフです.


国別構成比


国別構成比については覇権国たる米国とその地位へのキャッチアップを狙っている中国が, それぞれ同等程度の投資割合となるまでリバランスできるのが理想です. しかし投資額も大きいのでいつになるかはわかりませんね. のんびり買い増ししながら中国株に過度に依存する資産状況を引き続き調整していきます.


国別構成比推移 各月の全体を 100 とした場合


米国株が値上がりした一方でほゆうする中国株は若干値下がりした結果, 中国株比率が若干下がりました.


国別構成比推移


本グラフは 2017年01月の資産 (値上益込) を 100 として各月末の資産残高がどのように推移してきたかを表しています(期間: 2017.01-2017.11末).
RDS が値上がりした関係で英国株が微増, NTT 親子が下落したために日本株比率は微減となっています.


YOC と配当利回り推移


※全保有株の総額で求めた YOC と利回りです. よって, 無配銘柄も含まれた値となっています.
受取配当額を見直していたら利回りに間違いを見つけたので訂正しました. その結果 YOC が 4.65%, 配当利回りが 3.70% となっています. 配当利回りの低い銘柄についても投資していきますが増配を通じて YOC 5% を目指していきます.


受取配当金増減率


年初から約 30% の増加となりました.今期の受け取り配当には特別配当も含まれていますから, 来年は受取配当額の下落が避けられません. 浮き沈みを繰り返しながら育ってくれればと思います.


セクター別利回り
配当金セクター構成比
2017 年を通じてほとんど値上がり益を生まなかった電気通信ですが配当金に目を向けると大切な backbone になっていることが伺えます. 


投資先選定方針
1.セクター比のバランスを加味しつつ銘柄を選択する.
2. 銘柄の選定は配当成長に主眼を置く.
3. その一方で, 値上がり益を狙える銘柄であれば無配でも投資対象として許容する.


え? 3 項目のせいで何でもアリになってる??・・・あれれ?(´・ω・)?


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多数の銘柄管理はなかなか時間を取られますから, 投資に掛ける時間等を鑑みれば圧倒的に ETF 投資の方が優位性が高いです. 投資を趣味としていなければ ETF+積立投資+再投資を基本として資産形成を行った方が間違いがありません.


個別株への投資を基本として資産運用したらどうなるのかその成り行きを記録として残せたら良いと思っています.


さて, これから先の資産推移を見て, 子供から『凄いね』と言われるか『はやく ETF でパッシブ投資しておけばよかったのに』と言われるのか, どちらになるでしょうか. どちらにしてもこれから先が楽しみです.


Let's enjoy investment!


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