2018年 3月, 現在の投資国, セクター比と配当利回り状況

バフェットからの手紙の翻訳を上げていたら資産状況のまとめが遅くなりました.


弱小投資家である私の資産状況推移より, バフェット氏からの宣託を聞く方がよほど有益ですし, 私自身も訳すのを楽しめましたから良かったと思っています. ちなみに 4 回に分けてアップしましたが全部で A4 12-14 枚程度になったんですよね. めげずに読んでくださった方ありがとうございます.


さて, 遅ればせながら今月の資産状況に移ります.
18 年 1 月下旬から株式市場が少し波打ってますね. 私の資産も例外なく下落しました.

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投資方針
・追加投資, 再投資と増配による配当成長を目指しています.
・グロース株に分類される銘柄についても一定程度は投資を行い, 値上がり益についてもある程度は取り込むようにしています.
・石玉混合の個別株 50 銘柄弱から成る広く分散されたポートフォリオを組んでいます.


資産推移と売買について (集計は毎月 27 日 (又はその前後の休日) に行なっています.).


集計はドル建てで行っています.
全体的に下がりました. 率にして 6.8% の下落です. ご覧の通り 1 月の値上がり益が全て失われました. 値下がりが顕著だったのがエネルギーと生活必需品関連銘柄, 中国の通信大手 3 社です.


セクター別構成比


全体的に値下がりしたのでほとんど比率は変わらずに規模が縮小しました.先述の通り中国 3 大キャリアが値下がりした関係で, 若干電気通信の構成比がさがっています..


セクター別構成比推移, 各月の全体を 100 とした場合.


本グラフは 2017年01月の資産 (値上益込) を 100 として各月末の資産残高がどのように推移してきたかを表しています(期間: 2017.01-2018.02末). 円グラフの時系列変化のグラフです.


傾向としては, 最近買い増ししている生活必需品関連の割合が増えていますが, 先月と非価格して特に大きな変化は無いですね.


金融
HSBC, 中国工商銀行, 中国建設銀行, 中国銀行, PYPL が主力銘柄です.


情報技術
GOOGL, JD, BABA, IBM, BIDU を主力銘柄としています.
(JD, BABA については本来は一般消費財サービスまたは耐久消費財サービスに分類されますが独断と偏見で情報技術に分類しています. ご容赦ください.)


生活必需品/一般消費財 (一部耐久消費財)
MCD, GIS, PM, KO, TPR, SBUX, DIS, VDC (ETF) を主力銘柄としています. 構成比としては低いですが中国の食品会社, 達利食品や中国旺旺などにも投資しています.


エネルギー
XOM, RDS, BP, CVX, ペトロチャイナ, シノペック, 国際石油開発帝石を主力銘柄としています.


公益
NGG, 華能国際電力, 香港鉄路, 北京首都国際空港および各種港湾や高速道路運営会社を主力銘柄としています. NGG 以外, 中身は中国株の塊です.


電気通信
VOD, NTT 親子, 中国 3 大キャリアが主力銘柄です.
最近は中国の 3 大キャリアがグデグデです.

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セクター別構成比推移 2017, 01 の全体を 100 とした際の推移


本グラフは 2017年01月の資産 (値上益込) を 100 として各月末の資産残高がどのように推移してきたかを表しています(期間: 2017.01-2018.02末).


国別構成比


どの国も見事に同じくらい下がったので殆ど比率が変わっていません.


国別構成比推移 各月の全体を 100 とした場合


推移を見てもこの通り変わらずです.


国別構成比推移


本グラフは 2017年01月の資産 (値上益込) を 100 として各月末の資産残高がどのように推移してきたかを表しています(期間: 2017.01-2018.2末).
どの国も 12 月末時点と同程度まで下落しています.


YOC と配当利回り推移


※全保有株の総額で求めた YOC と利回りです. よって, 無配銘柄も含まれた値となっています. YOC が 4.58%, 配当利回りが 3.67% となっています. 株価が下がったので配当利回りが上がりましたね. 増配を通じて YOC 5% を目指していきます.


株式の期待利回りがおよそ年率 6.9% (インフレ考慮後) と言われています. このうち 2%(配当利回り 4%-インフレ率 2%=2%) が配当で賄えるなら, 期待する年間の値上がり益は平均 5% で済むわけです.

一見少ないように見えますが, 株価が上がろうが下がろうが年間で 2% づつ配当金は積みあがっていきます. 10 年経てばインフレ考慮後でも 20% は資産価値が伸びることに繋がります. 配当の重要性が分かりますね.


受取配当金増減率


一年間で約 32% の増加となりました. 昨年 2017 年は, 中国移動, MTR の特別配当がありました. また, 中国株は業績連動の配当方針を採る会社が多いので浮き沈みを繰り返しながら徐々に受け取り配当額が育ってくれればと思います.


投資先選定方針
1.セクター比のバランスを加味しつつ銘柄を選択する.
2. 銘柄の選定は配当成長に主眼を置く.
3. その一方で, 値上がり益を狙える銘柄であれば無配でも投資対象として許容する.


え? 3 項目のせいで何でもアリになってる??・・・あれれ?(´・ω・)?



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多数の銘柄管理はなかなか時間を取られますから, 投資に掛ける時間等を鑑みれば圧倒的に ETF や投資信託を通じて投資を行う方が優位性が高いです. 投資を趣味としていなければ ETF and/or 投資信託+積立投資+再投資を基本として資産形成を行った方が間違いがありません.


個別株への投資を基本として資産運用したらどうなるのかその成り行きを記録として残せたら良いと思っています.


さて, これから先の資産推移を見て, 子供から『凄いね』と言われるか『はやく ETF でパッシブ投資しておけばよかったのに』と言われるのか, どちらになるでしょうか. どちらにしてもこれから先が楽しみです.


帰国後はこども NISA をはじめようと思っています.
お年玉や出産祝い, こども手当が原資となります. 子供の資産を代理運用するわけですから, 趣味に走らず堅実に, 全世界株指数に代表される指数連動型 ETF などを組み合わせてポートフォリオを作ろうと思っています. 小言を言われないための保険です( 一。一)


そういえば息子の誕生月となり, このブログも始めて 1 年が経ちました. 時が経つのは早いものですね. 息子と共に, 資産もブログ記事数も育っていってくれればよいと思います. 後者 2 点は多分に私の努力次第なのですけどね.

訪れてくださる方, いつもありがとうございます. 今後ともよろしくお願いいたします.


Let's enjoy investment!


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ETF, ベンチマークについての解説を行っています.


投資先の選択が悩ましいなら AI に投資をお願いするのも良い手段です.


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投資だけでなく, 人生においても参考となる助言が多いのもバフェット氏の特徴です.


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