18 年 7月資産状況

18 年 6 月は米国の利上げから新興国市場が荒れています.


私の保有株も例に漏れず順調に下がっています.
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上がる株下がる株, 上がるセクター下がるセクターは正直私には分からないです.


ただバフェット氏の言葉を借りて言えることは, 保有する企業が支払う配当と, 積み上げられていく内部留保によって値上がりする株価により, 長期的に見れば資産価値は増えていくという事です. 私たち投資家が信じられることはこれくらいですね.


さて, 今月の資産状況に移ります.
なかなか最近忙しく, 更新する機会を逃しておりましたが, せめて資産状況の推移だけでも報告を続けていければと思います.




投資方針
・追加投資, 再投資と増配による配当成長を目指しています.
・グロース株に分類される銘柄についても一定程度は投資を行い, 値上がり益についてもある程度は取り込むようにしています.
・石玉混合の個別株 50 銘柄弱から成る広く分散されたポートフォリオを組んでいます.


投資方針別構成比


バリューが約半分, グロース株 16%, 高配当株 34%, 残りは ETF となっています.
(便宜的にグロースとバリューで分けていますが, 投資はその企業が持つ価値へ注目し, その価格 (株価) と比較して割安又は妥当であるとの判断から行うものです. ですから, 私はこれら 2 つの投資法の本質は同じであり特に分ける必要があるものではないと思っています. )


資産推移と売買について (集計は毎月 27 日 (又はその前後の休日) に行なっています.).


集計はドル建てで行っています. このところ特に忙しくて報告ができませんでしたが, その間に新興国株 (中国株) の不調により資産が目減りしていました.


昨年 6 月の含み益水準まで後退しています.  
売買に関しては VDC を一株当たり 135.52 ドルでリスク資産の 1.9% だけ買い増ししています.


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セクター別構成比


先の通り生活必需品ETF の VDC を 1.9% 分買い増ししましたが全体の比率に与える影響は軽微です.


セクター別構成比推移, 各月の全体を 100 とした場合.


本グラフは 2017年01月の資産 (値上益込) を 100 として各月末の資産残高がどのように推移してきたかを表しています(期間: 2017.01-2018.06末). 円グラフの時系列変化のグラフです.


この 1 年の傾向として, 保有している公益と通信株の株価が全く変わらないため, 相対的にその比率を下げています. 一方で買い増しを続けている生活必需品関連の割合が増加気味ですね. 公益株について生じた特筆すべき問題は北京首都国際空港株が政府からの補助金削減で約 -25% の暴落を演じたことでしょうか. まぁ, こんなこともあります.

セクター別構成比推移 2017, 01 の全体を 100 とした際の推移

本グラフは 2017年01月の資産 (値上益込) を 100 として各月末の資産残高がどのように推移してきたかを表しています(期間: 2017.01-2018.06末).

国別構成比

中国株と米国株の比率が同程度となるように, 買い増しによるリバランスを継続しています. 昨年 2017 年初めには中国株比率が約 50% でしたが, 現在は 41% となっています. 目標比率としては米国と中国が同程度としていますが, あと 2 年か 3 年程度みればその比率を達成することが出来そうですね. のんびり継続していきます.

国別構成比推移 各月の全体を 100 とした場合

推移を見ればその比率が大きく変わってきたことが分かります. 先月持ち直した中国株は今月また下がりましたね.

国別構成比推移

本グラフは 2017年01月の資産 (値上益込) を 100 として各月末の資産残高がどのように推移してきたかを表しています(期間: 2017.01-2018.06末). 3 月末で底をうち, 値を戻してきていまが 6 月末で少し停滞しています.

YOC と配当利回り推移

※全保有株の総額で求めた YOC と利回りです. よって, 無配銘柄も含まれた値となっています. YOC が 4.20%, 配当利回りが 3.59% となっています. 業績連動で配当金が変動する中国株も含まれていて今後の推移が読み辛いですが, 安定的に増配を行っている企業の比率を増やすことで, 増配を通じて YOC 5% を目指していきます.

受取配当金増減率

特別配当の剥落により 23% の増加へと下落していましたが, 買い増しと保有株の増配により受取配当額は 26.9% の増加となっています今後も受取配当額の増額へとつながるよう買い増ししていきます.

セクター別利回り

セクター別では以下の通りです. 各セクター共にかねがね 3-4% の範囲に収まりますが情報技術セクターだけはグロース株を多く含むため 1% 前後の利回りとなっています.

配当金セクター構成比


投資先選定方針
1.セクター比のバランスを加味しつつ銘柄を選択する.
2. 銘柄の選定は配当成長に主眼を置く.
3. その一方で, 値上がり益を狙える銘柄であれば無配でも投資対象として許容する.

え? 3 項目のせいで何でもアリになってる??・・・あれれ?(´・ω・)?

多数の銘柄管理はなかなか時間を取られますから, 投資に掛ける時間等を鑑みれば圧倒的に ETF や投資信託を通じて投資を行う方が優位性が高いです. 投資を趣味としていなければ ETF and/or 投資信託+積立投資+再投資を基本として資産形成を行った方が間違いがありません.

個別株への投資を基本として資産運用したらどうなるのかその成り行きを記録として残せたら良いと思っています.

Let's enjoy investment!

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投資だけでなく, 人生においても参考となる助言が多いのもバフェット氏の特徴です.

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