2017年 7月, 現在の投資セクター比と配当利回り, 投資国状況

毎月の恒例としている資産状況です.
今月は保有する米国株が堅調な月である一方で, 先月とは異なり 中国, 英国, 日本株が比較的停滞する月となりました. 買増しした銘柄は無いものの, 無償増資として受け取った銘柄分投資元本が少し増加しています.

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セクター別投資状況

過去の状況はこちらのリンクを参照ください.
原油価格の低迷から若干エネルギー株が値下がりし比率を下げています. 一方で MCD, PM 等の生活必需品銘柄および BABA, JD 等のハイテク銘柄の中国株 ADR が比較的堅調でこの下落を補いました. この様に投資セクターをバランス良く組み合わせることで, 資産全体の値動きを緩慢なものにできます.

今月は買い増しした銘柄はありません. 買いたい銘柄は多くとも手を出しづらい価格での値動きが続いています. いつも思いますが, 市場が好調な時に行う買いの判断と, 含み益の生じた株の売却は本当に難しいですね. バフェット語録のように, 株式市場から完全撤退するとまではいかなくとも今は一息入れているところです.『休むも相場』と日本の格言でもいわれますしね. 先人と比較し休み方が甘いのかもしれませんが...

毎月の給与から一定額拠出して投資資金としていますが, 今月は使わずに積み上げました.
一定の現金比率を保ちつつ投資を継続するのが一般投資家が採ることができる現実的な行動だと判断しています.  個別株の投資では判断が難しい時期が続いています. 現在は VT などの ETF についても投資先として視野に入れ検討しています.

セクター別利回り

年間 3.43% を予想しています. 前回の予想からほとんど変更はありません. GIS など増配を発表した銘柄もありましたが大きく影響を与える額ではありませんでした. また, 保有株の株価も先月から大きく変動していません.

投資先国比率

米国が比較的好調であり, 保有比率が 20% になりました. 比率が上がれば下がる国もあり, 英国, ロシア, ブラジルが若干比率を下げました. 後者 2 ヵ国は比率が小さく見えないですね. 今後も引き続き新規投資と再投資によって買い増しを行っていきます. リバランスは売却では無く購入により行います (香港株比率を 35~30% 前後まで落とすのが理想ですが, 数年はかかりますね).

これまでは相対比較のみで議論し, ひと月でどの程度各セクターの資産額が変動しているか読み手からは見えないデータだったので, 次回からはブログ開始時からの変動割合についても目に見える形で資料を作成していきます.

Let's enjoy investment!

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